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富木 常忍(とき じょうにん、1216年(建保4年) - 1299年4月21日(永仁7年3月20日))は、鎌倉時代の下総国の豪族。法華宗(日蓮宗)の僧。号は常修院。因幡国の出身。 == 略歴 == 下総国守護千葉氏の被官で、下総国八幡荘若宮に住んだ。1253年(建長5年)日蓮の法華宗義に帰依し、日蓮門下の重鎮として「観心本尊鈔」をはじめ多くの著作や書状を日蓮から送られた。1255年(建長7年)若宮の邸内に法華堂を建立し、1274年(文永11年)寺号を法華寺とした。1282年(弘安5年)日蓮の没後に出家して日常と号した。その後、日蓮の遺文の収集につとめた。1545年(天文14年)太田乗明が建立した本妙寺と法華寺が合併し、法華経寺となった。その門流は、中山門流と称される日蓮宗の中でも有力教団に発展した。なお、法華経寺に遺された日蓮の遺文の中には千葉氏関係の紙背文書が含まれている。これは、当時紙が貴重であったために日蓮が千葉氏の行政官人であった常忍より、不要となった文書を譲り受けてその裏面に執筆したからであると推定されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「富木常忍」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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